認知症のイメージは?
2023年2月1日
「認知症カフェ運営者・スタッフ研修」にオンラインで参加しました。専門職が心理的支援を行うことと認知症当事者が相談員として当事者の話を聞くピアカウンセリングの両面から認知症の人や家族を支援している認知症カフェの紹介がありました。認知症カフェを運営している病院の医師からお話をききました。
初診患者の多くは世間の認知症の悪いイメージを自分にあてはめて強い不安を感じている。いきなり進んだ症状になるわけではなく、たくさんできることがあることを説明すると少しずつ気持ちが変わっていかれるそうです。80代前半の有病率は4~5割。100歳では9割の人が認知症になっている。誰でも認知症になりえる時代になってくることや、認知症になっても幸せに生きられるように、物忘れが多くても楽しみが多ければそれでよいという考え方への転換が少しでも早くできることが人生100年時代には重要なことだといわれていました。
認知症になりたくないとの思いだけで予防するのでなく、正しい知識をしっかり持って「認知症に備える」ことが重要だそうです。
ピアカウンセリングは当事者同士だからこそ共感ができ、自分自身の状況を受け入れることができる機会になっているそうです。
今はインターネットで当事者の声を検索するとたくさんの記事が出てきます。率直な思いがたくさん聞けます。世間の間違ったイメージが改善出来るきっかけになればいいなと思います。
投稿者:k3manage | Posted in 未分類 | No Comments »