事例提供しました
寒さの中にも徐々に日が長くなり、春の足音を感じられる季節となりました。
さて、令和6年1月11日、峰山総合福祉センターにて京丹後市福祉サービス事業者協議会
高齢者部会 居宅介護支援員(ケアマネジャー)専門部会があり、事例検討会の事例提供をさせていただきました。
京丹後市内の居宅介護支援事業のケアマネジャーが集まり、実際に対応している一つの事例に対して意見を出し合います。
今回のテーマは「ご本人から望む暮らしや要望の相談を受けるが、課題に対して利用できる介護保険サービスの量や社会資源が限られている。どこまで応じるべきか?どのような方法があるのか?」です。
昨年12月から事例発表の資料作りにあたり、上司にアドバイスをいただきながら、課題を明確にするために介護保険サービス導入時から現在までの支援経過を振り返り、課題を整理する作業を行いました。
おひとりのご利用者について、じっくり時間をかけて向き合う・・
今考えると、この資料作りの段階が一番大変でしたが、「自分の考えを整理する」といった点では一番勉強になった部分だといえます。
発表当日、他事業所のケアマネジャーの対応方法や考え方などを伺い、意見交換する場は貴重な時間でした。
それにより、新たな気付きを得ることや、自分の考え方の幅も少し広がったように感じられました。
また、他事業所の方々も自分と同じように、日々悩み、試行錯誤しながらご利用者の生活を支援しておられる様子を知ることもでき、相談援助業務のストレスも少し軽減できたように思いました。
この学びを活かし、今後もご利用者やご家族の意向をお伺いし、こんな風に暮らしたいという、その方の想いをのせたケアプランが作れるよう日々、努めます。