カムカムエヴリバディ
連続テレビ小説 『カムカムエヴリバディ』がもうすぐ終わろうとしている。私はこれを見てとても懐かしく思い出している。
私は今から45年くらい前、ちょうど中学生であった。夕食後いつもダラダラとテレビを見て横になって過ごし、勉強する体制になれずに過ごしていた。中学生になり、そろそろ勉強もしていかないといけないと考えた時、夕食後の休息から勉強の体制に変える精神力が弱いことに気がついた。
なにかきっかけが無いかと考えた時、午後7時15分から30分までラジオ講座『英語会話』という番組があることに気が付いた。これを聞くのをきっかけに机に向ってはどうだろうと思いつき、テキストを購入して聞くようになった。平日は毎日聞いていた。2~3年くらい聞いていたと思う。その時の『英語会話』のナレーションがカムカムエヴリバディのドラマでよく聞こえてきた。とても懐かしかった。
結論を言うと、ラジオ講座『英語会話』を何年間か続けていたが実践する場がなくあまり英語が上達はしなかったが、その時間に勉強を始めるという習慣はできた。習慣ができたからと言って成績が良くなったかどうかは不明であるが、何かをきっかけに習慣づけて変えることはできた。
但し基本勉強は「覚えること」であり、やり方を工夫しても時間を長くとってもとにかく覚えないといけない。英語も語彙力を広げることが大切であり、数学でも解き方を覚えてそれを工夫しなければならない。社会も理科も覚えないといけない。とにかく覚えることがすべてに関して必要なことである。ちなみに私は、いかに効率よく勉強する方法は無いかと考えすぎて、覚えることをしなかったのであまり成績は良くならなかったように思う。
あれから約半世紀が過ぎて思うことは、やっぱり「覚えること」「経験を積むこと」「それをもとに考えること」、これらを日々続けていくことが大切だと思う。そして「目的を忘れないこと」も大切である。