梅ジュース
ちょっと前のことですが…
6月の初め頃…“梅の実”が店頭に並び梅干や梅酒作りを呼びかけるチラシが入った頃のお話ですが、久美浜デイサービスセンターでは“梅シロップ作り”をしました。簡単にできるので紹介しますね!
準備するものは、
“若く青い新鮮な青梅”
触ってみて果肉が堅く、しっかりとした梅が良いでしょう。
酸味が豊富で、コクがあり、香り豊かな梅シロップができます。
“お好きな砂糖”
梅シロップの色は、使った砂糖によって大きく左右されます。
白砂糖・氷砂糖・グラニュー糖は、透明感のある淡い琥珀色に。
三温糖・ザラメ・てんさい糖は、それよりも深みのある濃い色に仕上がります。
“容器”
口が広くて密閉できて材料を入れて少し余裕があるくらいの保存用のビン
さて、作り方です。
①青梅は、丁寧に水で洗い、たっぷりの水に2~4時間つけて、アク抜きをする。
水気を充分にきり、なり口のホシを、竹串などで丁寧にとり除く。
②青梅に、竹串やフォークなどで穴をあける。
③殺菌した保存ビンに、穴をあけた青梅と砂糖を交互に入れる。
分量の目安は、梅1:砂糖1。
甘めがお好みの方は、これより若干砂糖の割合を増やしてください。
甘くないのが好みの方は、梅1:砂糖0.7~8で漬けて下さい。
④一番上は砂糖で被い、梅の実が出ないようにする。このまま、冷暗所で保存する。
⑤保管中は、とにかく毎日マメにかき混ぜること!
一日1~2回、ビンを揺すり、梅と砂糖を混ぜ合わせる。
梅シロップ作りの最大のポイントは、
梅のエキスを早く抽出して、できるだけ早く砂糖を溶かすこと。
砂糖が溶けるまでに時間がかかると、どうしても発酵しやすくなってしまいます。
ここで『裏ワザ!』
②で穴をあけた梅を冷凍する!発酵する心配をせずとも早く梅のエキスを出すことができます!今年この方法を知って試してみて簡単に上手にできました!
10日程すると、梅がしわくちゃになるので、梅を取り出す。
⑥梅の果汁を、鍋に移し、弱火にかける。白いアクを、丁寧にすくいとり、弱火でゆっくり煮詰める。
アクが出なくなったら火を止める。一晩冷まして、ガーゼでこし、保存ビンに入れる。
“梅シロップ”の完成です!!
下のシロップの写真は左から ・三温糖 ・てんさい糖 ・上白糖 です。
見た目も違いますが、コクなど味の違いもあります。
出来た“梅シロップ”の楽しみ方も紹介しておきますね!
・水や炭酸で5倍に薄めて、
ソフトドリンクに…
・そのまま、かき氷のシロップ
に…
・焼酎で割って、即席梅酒に…
・パンに塗れば、ジャム代わり
に…
・ヨーグルトにかけると爽やか
なデザートに…
・牛乳に入れると、即席↓飲む
ヨーグルトに…
ちなみに、久美浜デイサービスセンターでは
8月に入ってから、ご利用者様に体操の終わった後の水分補給の際に“梅ジュース”を飲んでいただきました。体操後なので飲みやすく後口が良いように水で8倍くらいに薄めました。「サッパリしていて美味しい」「梅の匂いがいいし甘くて元気になれそう」など評判は上々でした。
みなさまも是非お試しあれ!(^O^)/