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2012 年 12 月 21 日
とあるご利用者様が、私のところへ来られ「また見て笑ってやってください」と紙包を渡してくださいました。
その中には短冊と一緒に手紙が添えてありました。
~~~ ご本人に許可をいただき内容を載せさせていただきます ~~~
沖へ向け幣を捧ぐや海びらき
千町田を拭ひて緑し土用間風
肩を組み予科練唱ふ敬老日
いつも格別のお世話を頂き感謝申し上げます
先日網野の点字図書館に行きましたら、夏頃からあれこれ誘はれて投稿していた
俳句がこんな立派な短冊になって返却されました
一段と昇格したように見へますのでお笑ひ頂きたいと思います
この夏頃から覚悟とは言へ右眼が全く見へなくなり読書が困難になりました
盲人協会の仕事も三年程前から退いて居り、図書館の役員も今期で退くつもりですが
行動範囲の狭まるのは何とも淋しい心地です
今後はデイサービスを唯一の心の糧と支へにして行きたいと思っていますので何卒
お願ひします
~~~
視覚障害を持ちながら、社会といろいろな関わりを持ち一生懸命ガンバってこられた方なので、行動範囲も人との関わりも狭まっていくのは本当に淋しいことだと思います。でも、その失っていくものの代替えをデイに通うことによって見つけようとされているので、その思いを大切にし支えていけるようにお手伝いさせていただこうと思います!
投稿者:ineine | Posted in 久美デイからのお知らせ | No Comments »