着物もいいなぁー
今年は花の咲くのが早く、例年だと4月に咲くユキヤナギ、レンギョウ、山ツツジ
そして今、桜が満開になりました🌸春ですね~!(^^)!
私の娘が今月お茶会で着物を着ました。
娘は以前から歴史や骨董品、書や日本画、お茶などいろんな事に興味があります。そしてコロナが流行るまでは京都に行き、お茶屋で茶器と茶筅を買ってきて、時には美味しい和菓子と一緒にコーヒー感覚でお茶をたてていました。お茶に興味があった娘に、私の知り合いの方から「お茶を習ってみない?」と声がかかりお茶を習い始め、習ってまだ1年ちょっとです。
コロナで月に2回のお稽古もお休みだったり、通常なら春や秋にお茶会やお正月に初釜があるようですが、昨年はお茶の行事がいろいろ中止になったようです。
そんな中、今月教室内で少人数で「桃の節句」のお茶会があり、お茶を習ってはじめて着物を着ました。娘にとっては成人式以来の着物です。
私の嫁入りに母が用意してしてくれた着物や帯は時代もあり、帯は金糸や銀糸が使われていて残念ながらお茶に適さないものばかりなので1年前、娘の着物をつくりました。
今回のお茶会につくった着物を着ると思いきや「おばあちゃんの着物が着たい。今回はおばあちゃんの着物を着る」というのです。母に言うと「着てくれてうれしいけど、こんなおばあさんの着物がええんか」と嬉しそうでした。
母の着物は緑の色無地で今の季節にはいいけど、娘には地味だと思っていましたが娘につくった帯や小物とよく合っていました。
着物を着てお点前をするのは初めてで「いつもと違うし緊張する」と言っていましたが無事に終わったようです。
母の着物が気にいったみたいで「おばあちゃん、また着物を貸してね」と頼んでいました。
コロナが落ち着けば、またお茶会で着物を着る機会があると思うので、着物と帯、帯揚げや帯締めを合わせるのが楽しみです。着物は準備や着付け、片付けが何かと大変ですが久々に着物に触れ着物もいいなとつくづく感じた1日でした。