焼肉ジョウちゃん!?
紫陽花が綺麗に咲き始め、梅雨の季節になりました。
6月17日(日)は父の日でしたね。
久美浜デイサービスセンターでは6月の行事で15日(金)に『父の日行事』をおこないました。
少し前、父の日行事として何をするかを考えていたところ、とあるご利用者様から「焼肉を食わしてくれ!」とご意見をいただきました。
今まで献立に焼肉?が無かったワケではないですが(厨房で、お肉も野菜もしっかりと焼いた“焼肉風”でしたが…)ご利用者様は
「肉を焼きもって(焼きながら)食いてゃ~ぁ(食べたい)」
と言われました。なので、なんとかご利用者様の目の前で焼きながら提供出来ないかと調理職員を交えてみんなで考えました。内容を決定し、いよいよ“焼肉の日”が明後日になったという時になって、ニュースで「生レバーが食べられなくなった」との報道が…
安全のため、焼肉を提供するにしてもご利用者様の目の前で焼くのではなく、厨房でしっかりと火を通したものを提供すべきか…と悩みましたが、ご利用者様が期待されているのは“目の前で焼いた焼肉”でしたので職員体制を強化したり、生肉用と焼けた肉と使用する箸等は間違いなく使い分けるなど細心の注意をはらって実施することとしました。
ついでと言っては何ですが、2人の着けているエプロンは職員がこの日のために夜なべして作ってくれました!エプロンだけではなく、看板の飾りなども作って行事に花をそえました。
またその看板は、残念ながら写真には写っていませんが、ご利用者様で筆の達人がいらっしゃって書いてくださいました。
さて、焼肉に話しを戻しますが、各テーブルにホットプレートを設置し、お肉をテーブルに運ぶと、身を乗り出して戦闘態勢?をとる方がいらっしゃったり、みなさんの期待感が伝わってきました。
ジュ~ジュ~焼け始めるにしたがい各テーブルから煙がモクモク…食欲をそそるイィ匂いも!(*´∀`*)
「お肉が柔らかて美味しいわぁ~」
「私は野菜も欲しいわぁ~」
「○○さん!まだそれ焼けてないですよっ!(-_-;)」
「焼き過ぎたら美味にゃ~わゃ~」
「ぁ~もう腹えぇわぁ~(おなかいっぱいの丹後弁)」
と、食べるご利用者様vs焼き係の職員のバトル?もホットプレートに負けない熱さで繰り広げられました。双方必死!\(@_@;)
「食べやすいように細かく切りましょうか?」
「細こ切ったら美味にゃ~わなぁ~」
…いつも「これは噛めんわ」とか言ってる方も職員の心配をよそにムシャムシャ食べてらっしゃいました。
好きなもの・食べたいものって食欲だけでなく、食べる力(咀嚼や嚥下)を高めるんですね。
お肉が苦手な方には、席は別にしたものの煙や匂いで嫌な思いをさせてしまったとは思うので、それは申し訳なかったです。m(_ _;)m
でも、「ぁ~焼肉食べたの何年ぶりだろう」
「もう一生焼肉なんて食べれんと思っとたで嬉しかったわぁ~」大勢の方に喜んでいただけたようなので、職員としても嬉しかったですし、いろいろと大変でしたがやって良かったと思いました。
焼肉の後のフルーツポンチも
「口の中がスッキリして美味しいわぁ~」
と、好評でした。
危険があるからダメって規制するのは簡単ですが、その危険をどう回避するか・そして喜んでいただけるためにどう最善を尽くすかを考えさせられる良い機会にもなったと思います。
しかし…ちょっと困ったことが…
…フロアがアブラでツルツルになって転倒のリスクが↑↑↑ …想定外のアクシデント! 床掃除のオマケがついてきてしまいました…
でもまたしましょうねっ! \(*´∀`*)/