極寒の冬・・待ち遠しい春
2013 年 3 月 7 日
まけよ蒔け仏の種も彼岸から
幸福への道は六つあると・・六波羅蜜
自分のみではなく、すべての人が平等に救われることを究極の願いとして、実践すべき六つの道があります。
一、奉仕の心をわすれない
二、規律や人との約束を守る
三、花のような柔和な心を持つ
四、今日の務めに精を出し、励む
五、平常心を忘れず、あわてない
六、物事を正しく判断する智慧をもつ
「波羅蜜」は梵語でパーラーミターといい、訳して「彼岸」です。彼岸は悟りの境地を意味し、六波羅蜜は悟りの彼岸をめざすための六つの大事な行いをいいます。
<涅槃図>
2月15日夜半、頭を北に向け、右脇を下にし、顔を西に向いた状態で静に亡くなられました。
お釈迦様の亡くなられたことを「涅槃」といい、この日に行われる法会を「涅槃会」といいます。
涅槃とは、サンスクリット語のニルヴァーナで「吹き消した状態」と訳されています。迷いの闇をはらい去って真実の自己に立ち返り、自分が本来もっている清浄なる心を以って真実の歩みをしてほしい願いがあります。
合 掌
投稿者:緑レンジャー | Posted in 居宅便り | No Comments »