2月2日 大雪警報…。
今年はテレビ等で報道されていますが数十年に1回の大雪だそうです。
しかも…2日がピークとの事でした。確かに今年の積雪量はヤバイです。除雪が間に合いません。
ずっと久美浜に住んでいますが近くにあるスーパーが大雪の為(お客さんが来れないため?)いつもの閉店時間よりずっと早く閉店していたんです。牛乳を買いに行ったんですがビックリとガッカリでした。
話は変わって2日の日はスキー場にいました。僕の母校(高校)では毎年スキー・スノーボード実習があります。僕もスノーボードのインストラクターとして7年前から参加させてもらっています。
天気予報通り、まさに大雪でした。吹雪で前が見えませ~ん。
わかりにくいですがリフトがうっすら見えるくらいです…。
警報も出ているしこんな視界だし、実習は中止と思いましたが……。ありました。
そんなインストラクターのテンションの低さとは逆に生徒たちは吹雪の中元気に集合場所まで来ました。1日中、雪が降って風も強く、リフトで山頂に着く頃にはウェアーが凍るという過酷な天候の中、ゴーグルもせずに前髪を凍らせながら生徒は笑顔でスキー・スノーボードを楽しんでいました。
終了時間になると「楽しい。まだ滑らして下さい。」という声が多くの生徒から聞かれました。教えている方の人間としてはこれ以上ない最高の言葉です。
そのハングリー精神は見習わなければならないと痛感しました。車があって行きたい時に行きたい所に行ける人と行きたくても行けない人。今しかできないとわかっているから1本でも多くリフトに乗り、滑りたい。その気持ち忘れていました。何事にも通ずると思うんですが…スノーボードが上手くなる方法、何よりも楽しむ事!とハングリー精神と僕は思っています。満足すればそれ以上は上達はしません。言い換えれば楽しんでいれば知らず知らずのうちに上達しています。
ってな感じで今年の実習は終わり荷物を取りに車に向うと僕の車が小さめのキャンピングカーくらいになっていました。雪です…。忘れてました。スコップでキャンピングカーを削っていくと無事にかわいらしい軽バンが発掘されました。
山に上がってくる時は雪もなく45分程度で行けましたが…帰りは3時間コースでした。
悪天候・氷雪路という最低なコンディションの1日でしたが多くの大人が忘れているであろう気持ちに気付かせてもらった最高の1日でした。
2年位前にリフトから撮ったお気に入りの一枚です。