すばらしい展望に感動!
夏の終わり、学生時代の友人4人で30年ぶりに旅行をしました。わりと自由がきく友人たちが私の都合に合わせてくれ、金曜日の夜に浜詰に集合し、天の橋立で2日目の夜を過ごしました。みんな変わらず昔のままで、夜中まで楽しい時間を過ごしました。
3日目には成相寺に参拝しました(お恥ずかしいことに私は初体験でした)。天の橋立を望む成相山の中腹にあり、西国二十八番札所のお寺です。「願い事が成りあう寺」として有名なのだそうです。
このお寺には、江戸時代の伝統的彫刻職人である左甚五郎作とされる「真向の龍」があります。思っていたよりも小さいものでしたが、こちらを見つめる龍を見ながらゆっくり左右に動くと、龍の目がこちらを追いかけて見つめてきます。正面を向いているものは珍しく、美しく彫り上げられたとても迫力ある彫り物でした。
「しゃくなげの名所」としても知られていますが、残念ながら時期が過ぎており花を楽しむことはできませんでした。
最後にもう一つ、ぜひ皆さんに紹介したい情報があります。
お寺の駐車場からさらに車で10分ほど登ったところ、成相山の頂上近くにパノラマ展望所があります。「パノラマ展望台」という名前に惹かれ、全員一致で登り始めたまでは良かったのですが、大変な急坂で崖からの転落の危険も感じるような曲がりくねった大変な急坂で、運転手の私は少し緊張気味で登らなければなりませんでした。
やっとたどり着いた展望台からの景色を目にして、感歎のため息が漏れました。それは他の3人も一緒だったと思います。停車するやいなや全員が年甲斐もなく、車外に飛び出してしまいましたから・・・。
傘松公園よりもずっと高いその展望台からの眺めの素晴らしいこと!その名の通り今まで見たことのないような感動的なパノラマ風景でした。
うまく撮れていませんが、写真で紹介します。ただし、実際に見た感動は、この写真からは得られないことを付け加えておきます。