アリの行列と雛つばめ
2010 年 7 月 1 日
いつ頃からか、我が家の庭にアリが行列をしています。それは突然にあらわれたりいなくなったり、場所も庭を縦断しているかとおもえば家の周りと様々です。
そもそもアリの行列とは・・?
行列をつくってすすむアリは、石や倒れた木のしたのすきまに巣をしていて、巣が壊れたり、ちかくに食べ物が少なくなってくると、行列をつくって引っ越しをするそうです。行列はどの種類のアリでもつくるわけではなく、集まってえさをはこぶ種類のアリがいるそうです。このような種類のアリは,えさを見つけたアリが、巣にもどるときに道しるべをつけてきます。この道しるべには、アリの体のなかでつくられる、においのある液がつかわれ、えさを見つけたアリはこの液を、腹のさきから点てんとたらしながら巣にもどります。そしてこの液のにおいをたよりに、仲間があつまるので行列ができるそうです。せっせと働いているアリの中にも、人間社会と同じで何割かのアリはさぼっていると聞き、驚くやら、納得したことがあります。
今日はアリの行列がどこまで続いているかとたどっていくと、途中につばめの雛が飛べずにいるのをみつけました。春先から我が家の玄関のうえに巣をつくっていたつばめの雛?飛べるようになるといいのですが。
アリの大群は決して気持ちのいいものではありませんが、悪さをしないのであればせっせと働いているアリたちを、温かく見守っていたいと思います。休みの日には、庭の草花に癒されたり、小さな生き物に驚いたり、そんなひとときも私にとっては大切な時間なのです・・・♡
投稿者:黄レンジャー | Posted in 居宅便り | No Comments »