ビックリ
3月のある日、仕事から帰り洗濯物をたたもうと正座をすると、左ひざの裏面が痛み正座をすることがつらい状態になりました。痛みは筋肉痛のような感じだったので、使い痛みでしばらくすると治るかなと思い、入浴後にロキソニンテープが自宅にあったので貼ると、朝には痛みが軽減していたので、しばらくすると治るだろうと思い、そのまま様子を観ていたのですが、仕事から帰ると痛みが出てきます。1週間ぐらい様子を観ていたのですが、夕方の痛みは治る気配はなく病院受診することにしました。
病院でDrに様子を話すとレントゲンを撮ることになり、良い方も比べる意味で両足を撮影し、緊張しながら待っていました。結果、両足ともに軟骨のすり減りで年齢を重ねたことによるものでありました。Drからは、すり減った物であるので治る事は無いと話がありました。今後、もっとひどくなれば、ヒアルロン酸注射をするか、手術を行う事になると聞きました。すり減った部分は元に戻る事は無いので、とりあえず膝体操を勧められました。簡単な体操であり、やっていこうと前向きな心境になりほっとしました。ところが、Drから「それよりな」と口調が変わり「膝の部分に針が入っている。何か思い当たる事はないか?」と聞かれました。私自身、若いころから着物の縫製を行っていて、そのことを話すと「その時に入ったものだな、昔の女の人にはよくあったことだからな」と言われましたが、私にとっては不安いっぱいでどうすればよいか分からず、思わずDrに「どうすればよいですか」と聞くと「ほっとけばよい。たまたま今回レントゲンを撮ったからわかっただけで気にすることはない」と言われましたが、昔から針は体を縫って進むという事を思い出し不安になり、そのことを話すと「そんな事は無いから心配する必要は無し」と言われましたが、やはり不安はぬぐえない気持ちでした。その後にDrから「うまい具合に神経も血管も当たらず良かった」と言われましたが不安はぬぐえないまま受診は終わりました。
職場に行き、そのことを上司や仕事仲間に話すと「えー」とびっくりしたようにしばらくその話で盛り上がりました。話しているうちに少し不安は和らぎました。家族に話すと、ビックリされて心配の言葉もありましたが、現在痛みもなくこのまま一緒に暮らしていってます。今後どううなるかは少し不安もありますが、Drの言葉を信じて何かあれば、また受診に行きたいと思います。