♪春の小川は　さらさら流る

岸のすみれや　れんげの花に

匂いめでたく　色美しく

咲けよ咲けよと　ささやく如く♪

「春の小川」という曲の１番ですが、ご自分の知っている歌詞と少しちがうと気が付かれた方はいらっしゃいませんか？

この歌は度々歌詞が改訂されています。

大正元年『尋常小学唱歌４』では上記の歌詞でした。

昭和１７年「国民学校芸能科音楽１」では

　♪春の小川はさらさら行くよ･･･

　　　･･･咲いているねとささやきながら♪

現行の小学校３年生の教科書では

　♪春の小川はさらさら行くよ･･･

　　　･･･咲けよ咲けよとささやきながら♪

　どうして歌詞が変えられたのか詳しい事はわかりませんが、歌われる歌詞で年齢がわかる事にもなります。デイサービスの音楽クラブ「そよかぜ」ではご利用者様に馴染みのある最初に書いた歌詞で歌っていただいております。歌は人の心を和ませるだけでなく季節を感じながら、心も体も健康にしてくれる不思議な力があります。これからも「そよかぜ」で笑顔いっぱいのご利用者様がますますお元気になられる事を願います。