虫歯予防デー
6月4日の虫歯予防デーに、噛むことの大切さを利用者様に少しお話させて頂きました。
噛むことで沢山の良い効果があります。唾液がよく出て、消化や、殺菌作用、味覚がよくなります。
またよく噛むことは、口のまわりの筋肉を使いますから、表情がとても豊かになり、言葉の発音もはっきりします。
また心や身体の健康に大きな役割を果たします。
皆様にとっても噛むことは大切です。認知症の予防の為にも食事のメニューに気を付け、規則正しい食習慣が大切になります。
高齢者で歯の健康を維持している人、つまり80歳で歯が20本以上ある人の食生活は、昔から小魚を丸ごと食べたという人が多く、こういう人は骨格もしっかりしています。
元気で長生きするために、よく噛んで健康寿命を延ばしていって欲しいことをお話しました。
その後、ガム噛み判定、かりんとう・緑茶のおやつを召し上がって頂き、食事マップに取り組んで貰いました。
入れ歯だからガムは噛めないと取り組まれなかった人が1名おられましたが、そのほかの人は抵抗なく口に運ばれていました。
「久しぶりのガムで昔を思い出した。」「甘いなあ。」「日頃から噛んどる。」と口ぐちに話しながら噛まれその判定を見て、「良く噛んだのに色が赤くない。」「ええ色だ。」「よく噛めとるは。」と話が弾みました。
おやつのかりんとうは、「おいしい。」「もっと歯ごたえのあるものが食べたいわ。」「牛すじも食べれるで食事にも出して欲しい。」等
食事マップは字が小さく取り組まれた方は少なかったですが、皆様噛む能力がある方ばかりでした。
この話を機会によく噛んで食事をして、全身の老化のスピードを遅らせていこうと思います。