母の日行事を終えて
佐濃デイサービスセンターでは5月14日~5月20日を母の日週間として行事を行いました。
昨年の母の日行事はハンドマッサージ&ネイルケアとお楽しみデザートといった内容でしたが、昨年とは職員数が異なるため、どんな内容にするのか悩んだ末・・・
佐濃デイサービスセンター始まって以来、初めてバラ風呂に入って頂きました!
母として、女性として、沢山の役割を担ってこられた利用者様に感謝の気持ちを込めて、沢山のバラを産地直送で送ってもらいました。
バラ風呂なんて、テレビや本で見たり聞いたりするだけで、職員も入ったことがない・・。
どんなふうになるのか?利用者様は喜んで下さるのか?
風呂に花を浮かべて、花や風呂釜は傷まないのか?等など、不安はありましたが、
全く心配はいりませんでした。
事前に告知ポスターで宣伝していたこともあり、楽しみに来所される利用者様も多くありましたし、意外に!?男性の利用者様が大変喜んで下さいました。
色とりどりのバラの花が浮かんだお風呂につかりながら「長く生きてきたが、生まれて初めての風呂に入れてもらった。満足、満足!」「まるで殿様になった気分!」と言われる方や、普段は湯につからずにシャワー浴を希望される利用者様も、この行事を境に、湯に入られるようになった方もおられます。
また、行事で使ったバラは、天日に干してポプリに作り替えました。
利用者様にも手伝って頂き、レースの小袋を縫い、その中にポプリをいれて、女性の利用者様にプレゼントしようと、現在、制作中です。
また、行事期間には、お楽しみデザートと称し、盛り付けに工夫したデザートとお好みの飲み物で喫茶店の気分を味わっていただきました。
行事が始まる前は、どうなるか不安でいっぱいだった委員二人でしたが、沢山の職員の協力があり、多くの利用者様の笑顔で行事を終えることが出来ました。
行事が終わり、普段の日常に戻ったある日のこと・・・風呂場に入られた利用者様が
「もうバラ風呂じゃないんだな・・・。」と一言おっしゃった時、この行事をやって良かったと胸に温かいものを感じました。
私たち委員にとっても良い母の日のプレゼントを頂いたように感じました。