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少年野球

私の息子は、今小学校6年生です。少年野球を3年生から習い始めました。本人が野球をしたいというよりかは、母である私が家でゲームばかりしているのが心配になり、半ば強引に習わせました。最初のうちは、特に嫌がることもなく練習に行き、3,4年生の間は控えの選手として上級生の応援をしていました。週に2~3回練習があるので体を動かすことも出来るし、親としても喜んでいました。

しかし、6年生になるとサードを守ることになり、レギュラーとして試合に出られるようになりました。そうなると息子もプレッシャーを感じ、「行きたくない。」と試合前に泣くことがありました。親である私は、その位のことで休ませる訳にはいかないと試合に行かせました。すると、次の試合の日の朝も今度は強く「行きたくない。」と言うようになりました。何か理由があると思い話を聞くと、「チームメイトに息子が失敗するから、牽制球を投げられない。」と言われたみたいで、それが凄くプレッシャーになったようです。そのことを聞いた時、私も胸が痛みました。その日は監督に訳を話し、休ませました。私が野球を習わせたばっかりに、こんな思いをさせてしまって、辞めた方が良いのかなと思いました。でも、その日のうちに監督が家まで来て下さり、息子にうちのチームには必要な選手だということと、失敗した時にチームメイトへの声のかけ方を変えていきたいと言ってもらえました。

少年野球には監督と沢山のコーチがおられ、親以外の大人から褒めてもらえたり、時には注意されたり、とても貴重な経験ができていると思います。このことがきっかけで、息子に合わせた声をかけて下さったり、夏休みにはコーチが特別に練習をしてくれて自信に繋がったように感じます。最後の試合は1回戦で負けてしまいましたが、息子も私もこのチームに入って良かったなと思える試合でした。この4年間の土日の予定は息子の野球で埋まっていたので、これからは少し寂しくなるなぁと思っていました。ですが、今度は娘がソフトボール部に入ったので、また楽しみができて良かったです。スポーツから沢山のことを学んで、親子共々成長できたらと思います。

投稿者:kurowassan | Posted in 紹介 | No Comments »
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