「MOYAKO」 ビーチクリーン
「MOYAKO」(もやこ)とは、「一緒に」「分け合う」という方言です。
未来の子供たちが、海岸を裸足で遊べる豊かな海を残していくという想いと、海ごみという世界規模の環境問題に対して、皆で力を合わせることの大切さを感じ、誰でもが参加できるビーチクリーンイベントを主催する団体です。
私は月に一度開催される「MYAKO」ビーチクリーンに参加しています。海ごみが海岸に流れ着く事、漂流するごみが海の生物を傷つけたり、命を奪う事はメディアの情報等から知っていましたが、実際、海岸に行って見ると、美しい景色とは裏腹に、ごみの量の多さに驚きました。大きな発泡スチロールの塊、様々な漁具、遠くの国から流されてきた日用品、注射針、オイルボール、海岸に埋まってしまったロープや網、粉々になった発泡スチロール、プラスチック、ガラスの粒など、拾っても拾ってもきりがない状態です。せめて大きなごみが粉々になる前に集めたい状況です。一緒に参加している孫達は、色とりどりのシーグラスや、レアなお宝ごみを見つけてはテンションを上げています。特に冬の日本海はパワフルな荒波が、様々なごみを運んできます。
私は、四季折々の自然を感じ、かわいい子供たちが海岸で楽しそうにはしゃぐ姿を見ながら、同じ思いを感じ、ビーチクリーンに参加されている方々との出会いに喜びと満足感を味わい、とても充実した幸せな気持ちになります。一人一人の力はほんのわずかな事ですが、ビーチクリーン仲間がどんどん増えることを願い、次回の「MOYAKO」の活動を楽しみにしています。