2月行事
2月3日は節分の日
という事で佐濃デイでは恒例となりました「節分の餅つき」、午後からは「豆まき」を行いました。
午前中は餅つきです。
へっぴり腰ではありましたが、私もはりきって餅をつきました。
日頃の訓練のおかげか全く疲れを見せる事無く2臼つきました。・・というのが理想でしたが、疲れを見せまいとするのに必死です。「疲れた~」とへたりこんでしまいそうなところを、見学されているご利用者からの「よいしょ~」の掛け声に助けられ、なんとかつきあがりました。
「きなどりの人がうみゃあなあ」「ほんまにい」「ありゃあ大変だで~」そうなんです。どちらかといえば、
「つく」よりも「きなどり」の方が技術が必要なんです。そして若いころはご利用者の皆さんも餅つきをしていたとの事ですので、まだまだ「いっちょまえ」とは言えない私でした。おはずかしい。
さてさてつきあがったお餅は職員の手で、あんこ、きなこ、大根おろしと盛り付けていきました。
のどにつめてしまわないように、しっかりえんげ体操を行います。お餅が嫌いという方は少なく、とってもおいしいのですが、危険は伴います。おいしく安全に食べてもらおうという事で、緊急時の対応もしっかり練習済みです。
「うみゃあわ」「おいしいなぁ」「やっぱり、つきたてはちゃあうなあ」大好評です!!
家では食べさせてもらえないという方もいましたが、ご家族の了解も頂き、どなたものどに詰める事もなく、おいしく、安全に、食事を楽しんでもらえました。
午後からは豆まきです。今年の年男、年女の方にご協力いただいてセンター内に豆をまいてもらいました。
そしてその後は毎年恒例「鬼にめがけての豆まき」です。
今年も僭越ながら赤鬼の役を頂戴しましたので、気持ちは恥ずかしいのですが、叫びながらの登場です。
赤鬼のお面の下では顔が赤くなっているのが自分ではわかるのですが、誰にもわかりません。変な汗をかきつつ
今年もたくさんの豆をぶつけられ、無事豆まきも終了です。
帰りの送迎車の中では今日の話題です。
「今日の鬼は、あれはどっかから来なるですかえ?」との質問です。
なんと!!バレバレではなかったのです。毎年鬼の面をかぶっていても「鬼の面をかぶった職員の○○さん」
お面をかぶっている方が、妙に隠しているようでなんだかはずかしい。お面をつけても意味はないだろうと思っていたのですが、何ともびっくりしたようなうれしいような気分です。
ちょっとにやけながら
「さ~。どうでしょうねえ。ようけは言いませんがそういう事にしといてもらったらうれしいです。」とお答えしました。
そんな感じで2月の行事も終え、ご利用者の皆様に「おいしく」「楽しみながら」季節を感じてもらえたかなあと思った1日でした。
いや。まだ終わっていなかった!!
自宅に帰ってからもやっぱり赤鬼でした。