ひな祭り行事
佐濃デイサービスでは、三月三日のひな祭りに向けて、二月下旬、利用者様と一緒にひな人形を飾りました。
飾り付けをしながら、我が子の小さかった頃を思い出しておられる方、男の子しかいないから、ひな人形に縁がなかったので嬉しいと喜んでおられる方など、いろいろでしたが、皆さんウキウキとした良い表情をされていました。
また、食堂のテーブルにも桃のミニアレンジメントを飾ろう!ということになり、
デイサービスの手芸タンスの中に眠っていたオアシスや空のケースなどを再利用して
可愛い飾りを作りました。
半月盆にのせてテーブルに飾ると、パッと春らしい雰囲気になりました。
行事では、ひなあられに模した、色とりどりの玉を使って、“ひな祭り玉入れゲーム”を行いました。
日頃、「腕があがらんわぁ」「目が見えにくて」とおっしゃっている利用者様も、ゲームとなると体も前傾姿勢になり、カゴめがけて上手に玉を投げておられました。
桜!?の開花にたとえて、カゴの中の玉はどれくらい入っていますか?
何分咲きくらいでしょう?の問いに
「満開!」の声も上がり賑やかに時間が過ぎました。
その後のおやつは、美味しい甘酒とひなあられで一服して頂きました。
おやつの間には、ちょっとしたクイズもありました。
Qひなあられの白、緑、赤は何を表わしているでしょうか?
正解は、白は雪や大地、緑は木々の芽吹き、赤は生命のイメージを表しているそうです。ひな祭りに三色のお菓子を食べることで自然のパワーを授かり、幸いや病気を追い払うという願いが込められているそうです。
日本には春夏秋冬の四季があり、その移り変わりに合わせて様々な行事が行われてきました。それぞれ異なる風景や行事を楽しむことは脳の活性化に効果があることが立証されているそうです。
行事を行うことで、改めて日本の四季や風習のすばらしさを感じることができました。