コウノトリ便り 1
2012 年 7 月 4 日
前回のブログでコウノトリの話がありましたが、もう少し詳しく、佐濃デイサービスセンターの近くに巣をつくり、子育てをしているコウノトリの夫婦についてご紹介したいと思います。
4月26日に久美浜町永留の人工塔に巣を作ったコウノトリの「2世ペア」が産卵したと発表がありました。
コウノトリは豊岡市の「コウノトリの郷公園」で生まれた、いずれも3歳の同い年!『ハチベエ』(雄)と『コウちゃん』(雌)名前の由来は定かではありませんが!?
私たちはご利用者様と送迎時に巣の側を通るたび、コウノトリの夫婦が雨の日も風の日も、大切な卵を守っている姿を見守り、応援しました。
ご利用者様は「傘をさしてやりたい」「台風が来るそうだけど巣が飛ばされんだろうか?」「がんばれよ!」等の声が聞かれました。
5月24日無事に雛が誕生したと発表がありました。
「それは大仕事しなった!」と利用者様はコウノトリを労われ、小さなピンク色の雛が見たくて身を乗り出して観察しました。が、小さくて巣の中に埋もれている雛はなかなか見られませんでした。父親、母親となったコウノトリ達は交代でエサ取りに出かけ、餌を与える姿が見られました。
6月6日3羽の雛が確認されたと新聞に発表がありました。コウノトリの夫婦の子育てはますます忙しくなりました。
コウノトリは肉食!ドジョウや、カエル、時にはヘビやウナギも食べるとの事!
6月16日コウノトリの夫婦に特別住民票が交付されました。
3羽の子供たちは日々大きく成長し、白い羽も生えそろい巣から顔をのぞかすようになり、ご利用者様は雛を目を細めてご覧になり「見えた、見えた!」「かわいい、かわいい!」と喜んでおられます。
今後も雛たちの成長を楽しみにすると共に、利用者様と明るい話題に花を咲かせたいと思います。
投稿者:gekiatu | Posted in コウノトリ便り | No Comments »