1月も終わりそうですが・・・
2012年、今年は「辰」年。辰といえば、「龍」です。
それでは、「龍」にちなんだ京都市内の寺社めぐりをご紹介します。興味のある方はどうぞご覧ください。
その壱、市内各禅宗本山の天井に描かれた数々の『龍』
まずは上京区にある<相国寺>法堂天井の『蟠龍図』(ばんりゅうず)堂内中央付近で手をたたくと、天井に反響してズウゥゥンという音が返ってくるので、一名「鳴き龍」ともよばれています。
「鳴き龍」は他に<大徳寺>にもあります(でも非公開かも)
つぎに、右京区にある<妙心寺>法堂天井の 『雲龍図』
直径12mあり、龍の目は円相の中心に描かれていますが、立つ位置、見る角度によって、龍の表情や動きが変化するように見え、通称「八方にらみの龍」とよばれています。
そして、東山区にある<建仁寺>法堂天井の『双龍図』平成14年4月、建仁寺開創800年を慶讃して、法堂大天井に奉納されたもの。108畳もの大きさがあります。
その弐、こま犬ではなく二体の『こま龍』がある<伏見神寶(かんだから)神社>
場所は有名な「伏見稲荷大社」の奥社の北側にあります。
天竜、地龍と二体あり、地上と天空とのメッセンジャー、天からの使者といわれています。
その参、「辰」の字が達成の「達」につながる<御辰稲荷神社>(おたついなり)
1705年、天皇の側室がきつねの霊夢を見たことから天皇の勅許を受け建てられた神社。この場所が御所の辰(南東)の方角にある森であったことから御辰稲荷と呼ばれています。
昔から芸事の神様として信仰されているとのこと。
その四、干支菓子が展示してある<京菓子資料館>
龍年にあたり京菓子職人により創作された上生菓子の他、十二支にまつわるお菓子が一同に公開されています。
また龍に因んだ物語や絵画・茶道具などの展示もあるとのことです。
以上、某テレビ局ニュースの内容を参考にご紹介しました。未知のいろいろな「ところ」を訪ね、新鮮な心持となり明日の活力となればいいですね。
龍神の法雨を受けて守護され、今まさに水の中から昇る龍から大きな力を受けて、本年もみなさまが幸多き日々を過ごされますように・・・